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すべての人をフレームイン!

校内居場所カフェ・スタッフ養成講座

これから居場所を始める方も、今運営をされている方も。
子ども・若者のために何かしたくてじっとしていられないあなたも!
多角的に居場所の運営力や支援力を高める2日間!

校内居場所カフェ・
スタッフ養成講座とは?

  • 校内居場所カフェの運営や生徒対応に関するあれこれを体系的に学ぶことができます。
  • 校内居場所カフェ/居場所の運営力や支援の質を講座やグループワークを通じて高め合うことができます。
  • 今後の情報交換に繋がる、校内居場所カフェ運営者同士のネットワークができます。

カリキュラム内容/開催日程

基礎編

基礎知識編
 今、まだ数は少ないものの、多様な団体や支援者が、様々な課題認識や資金元の仕様書に基づき、試行錯誤しながら校内居場所カフェに取り組んでいると思います。本講座は、そのような試行錯誤を0から始めるのではなく、先陣を切って前人未到の学校の中に入った支援者たちの創意工夫をわかりやすく言語化しお伝えする内容になっています。支援者の思いや願いを達成するために、校内でどのような工夫をしてきたのか。それを実現させるための、学校との良好なパートナーシップをどのように築くのか。物理的にも、校内のどのような場所にどれくらいの広さのカフェを設置し、どのようなヒト・モノ・コトがあれば良いのか、わかりやすく実例をベースに丁寧にお伝えしていきます。すでにカフェを開催しているが、他のカフェがどのように取り組んでいるかを知らないカフェ・スタッフや、これからカフェを始めようと計画している団体の皆さまに参加していただきたい内容となっています。
基礎対応編
 カフェをオープンしても、ただお菓子やジュースが無料でもらえるだけ、“居てもらえない”場所になってしまい、大人が店員化し、飲食物を提供するだけになってしまうことがあります。そのようことにならない、大人と生徒が、同じカフェの住人としてコミュニケーションが促進され、生徒が毎週楽しみにする居場所にするための設えや、支援スタンスのようなものについて解説していきます。また、カフェは相談室ではないので、生徒は主訴も支援目標もいりません。しかし、生徒との関係ができてくれば、様々な背景を持つ生徒の抱える課題を見聞きすることになります。そのような場合、私たちはどのようにスティグマへ配慮しつつ、課題にアプローチするべきでしょうか。様々なシチュエーションやタイプ別に、これまでほとんど言語化されることのなかった、現場支援者の機微に触れつつ、学校とのパートナーシップを活かす対応方法について解説していきます。居場所をただ回す運営スタッフから、校内のソーシャル・ワーク一歩踏み込んでいくカフェ・スタッフ向きの内容ですが、初心者の方も本講座を踏まえることで、支援の見通しを立てることが可能になると思います。
講座名 日程 会場
(終了)基礎知識編 9/22(土)13:00〜17:00
9/23(日)10:00〜16:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
基礎対応編 2025/1/25(土)13:00〜17:00
1/25(日)10:00〜16:00
国立オリンピック記念青少年総合センター 申込

講師紹介

石井 正宏
NPO法人パノラマ 理事長
ぴっかりカフェ&BORDER CAFE マスター

ひきこもり等の若者を支援するNPO法人で活動後、ひきこもり等社会的孤立の予防支援に取り組む。2011年に田奈高校の学校図書館を居場所にした交流相談を開始。2014年に校内居場所カフェ「ぴっかりカフェ」をスタートし、2015年にNPO法人パノラマを設立。現在、神奈川県内2校のクリエイティブ・スクールで有給職業体験プログラム・バイターンや高校内居場所カフェ、相談等の支援を行う。神奈川県立田奈高等学校及び大和東高校学校運営評議委員。FUJI ROCK NGO VILLAGE幹事。

講師からのメッセージ

この講座に参加して下さる、まだ出会っていない未知の仲間たちの顔を思い浮かべながら、3年という歳月をかけて準備しました。毎回、受講者の皆さんの視線やうなずき、走り書くメモの量の多さなどから伝わる熱量は、講師の私が圧倒されそうになるほど、自分たちの現場に余すことなくこの情報を持ち帰り、そこで待つ子ども・若者たちに少しでも貢献したいという気持ちが会場に溢れています。
休憩時間や懇親会での、参加者同士が旧知の仲のように打ち解け、気兼ねなくつながれるネットワークが誕生する瞬間を目の当たりにすると、受講者の皆さんが求めていたものが、本講座の受講を通じて、団体を超えて同じ方向を向いた仲間たちとのつながりなのだということを痛感しました。
まだまだ歴史が浅く、小さくはじまった校内居場所カフェを、私たちで育て、大きくしていきたいと心から願っています。ぜひ、会場でお目にかかれる日を楽しみに待っています。
特定非営利活動法人パノラマ
理事長 石井正宏

参加条件・費用

参加条件
・全日程参加できる方
受講料・お支払い方法
個人:24,750円(税込) 
団体割(2名):44,000円(税込) 
団体割(3名):66,000円(税込) 
団体割(4名):88,000円(税込)

※お支払いはPeatix経由あるいは銀行振込(振込み手数料は受講者負担)となります。
※申込み完了後に、団体割の人数を変更する場合は、事務局へご連絡ください。
事務局でキャンセル処理をして、お申込みを最初からやり直していただく必要がございます。(振込み手数料は受講者負担となります。)

※テキスト代は別途費用。
テキストをご購入されていない方は、オンラインショップで事前にご購入ください。
定員
定員30名(最小催行人数5名。ただし、2つ以上の団体からの場合)

受講生の声

「校内居場所カフェを通して子どもたちと関わっていく姿勢や根幹について問い直しをする貴重な機会となりました。」

「ハウツーも大事ですが、実際どうなのか、の部分を知りたかったので、事例が盛り沢山だったのが、とても嬉しく、学びになりました。 また、様々な立場の方と出会えるのがこのような会のよいところですが、高校の先生も受講されており、先生の生の声を伺えたのがよかったです。」

第2回校内居場所カフェ・スタッフ養成講座~基礎知識編~@東京受講者

「これから立ち上げていく上で、わかりやすく視覚的にも整理された資料に加えて、実践知含めて学べたことはとても心強かったです。」

「普段、何かを体系的に学ぶ機会がなく、充実した時間だった。教育的文脈の人が周りに多く、ソーシャルワーク的な話が久々にできる人たちと繋がれて楽しかったです。」

「パノラマの10年間が凝縮された、ものすごい原液を一気飲みしたような気分です。実践に裏打ちされたわかりやすい内容を自分なりに咀嚼していきたいです。」

第1回校内居場所カフェ・スタッフ養成講座~基礎知識編~@大阪受講者

「俗人的になりがちなカフェ運営が体系的に整理されていたので、自分たちの現場はどうできるか、何を見直すべきかを具体的にイメージすることができました。」

「担当する不登校の居場所の属性を考える契機となり、すぐにでも実践したい内容ばかりでした。講師の経験の中から、大量の事例をもとに具体的な対応や言葉がけ、ハード面とソフト面からのアプローチを専門的なワードを盛り込みつつ易しい言葉の講義で大変分かりやすかったです。」

第1回校内居場所カフェスタッフ養成講座~基礎対応編~@東京受講者

過去の開催の様子

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