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すべての人をフレームイン!

校内居場所カフェを知っていますか?

音楽が流れ、くつろいだカフェのような居場所を高校内につくり、学年やクラスを超えた生徒同士のつながり、さらに生徒とカフェに集まる地域の人たち、そして私たちパノラマのスタッフとの出会いが生まれ、深まる場所。それが校内居場所カフェです。

パノラマでは、2014年12月にオープンした神奈川県立田奈高校の図書館で「ぴっかりカフェ」、2017年6月には神奈川県大和東高校のラウンジで「BORDER CAFE」をオープンさせ、それぞれ週に1日、お昼休みや放課後にカフェを運営しています。

カフェでは、ジュースやお菓子などで軽くお腹を満たしながら、他愛のないおしゃべりをしたり、ボードゲームなどをしたりして過ごしながら、進路の相談や自分のことなど、大人たちとちょっと真面目な話をしています。

校内居場所カフェイメージ1

校内居場所カフェのコンセプトのひとつは、卒業後の人生の糧となるヒトやモノやコトなどの文化的な資本のシェア(文化的シャワー)。たとえば、食べたことのない物を口にしてみる。触ったことのない楽器に触れてみる。袖を通したことのない浴衣を着付けてもらう…。

ご家庭では得にくい、これらの経験が、広い社会の中で、長い人生の中で、人と人がつながるきっかけ(文化的フック)になる日がきっと来るのではないか。そんなことを私たちは願ってカフェを運営しています。

校内居場所カフェイメージ2

また、困ったことや心配なことがあれば、先生をつかまえなくても、相談室の予約を取らなくても、大人たちがいつでも生徒の話を聞いてあげられる場所が校内居場所カフェです。

カフェで、大人に相談してみてよかった。話したら気持ちが楽になった。そんな経験が中退や進路未決定を未然に防止する。高校を卒業した後に訪れる、職にまつわる困難な状況を解決する力になってほしい。あるいはカフェに来て、また私たちに相談してほしい。

校内居場所カフェが、ひきこもりやニート等、若年者の社会問題解決の一助になると、私たちは信じています。あなたも、カフェのボランティア・スタッフとして活躍してみませんか?

ご寄付のお願い

校内居場所カフェでは、おてらおやつクラブさまをはじめ、いくつかのフードバンクさまから食材提供のご支援をいただいております。しかし、育ち盛りの生徒たちの胃袋は底なしです…。

そこで、以下の住所宛及び、Amazonのウィッシュリストから通年でジュースやお菓子等のご寄付をお願いしています。

皆さまからいただくご寄付には、「日本中の大人たちが君たちを応援しているよ」という温かなメッセージがあります。

学校や社会に対する不信感を持つ生徒は、少なからずいると思います。目には見えませんが、ご寄付が不信感を期待感に変える効果があると感じています。

少量でもかまいませんので、是非ご協力をお願い致します。

NPO法人パノラマ
代表理事 石井正宏

寄付の送り先

神奈川県立田奈高校
松田 ユリ子宛

〒227-0034
神奈川県横浜市青葉区桂台2丁目30−2
TEL:045-962-3135

神奈川県立大和東高校
加留部 光彦宛

〒242-0011
神奈川県大和市深見1760
TEL:046-264-1515

Amazonウィッシュリストから
クリックだけでご寄付が可能です

ぴっかりカフェ@神奈川県立田奈高校
Amazonウィッシュリスト

BORDER CAFE@神奈川県立大和東高校
Amazonウィッシュリスト

現金でのご寄付は下記の口座にお願い致します

特定非営利活動法人パノラマ

ボランティア養成講座

「校内居場所カフェ」へのボランティア参加を希望する皆様へ

パノラマの活動や、高校生の社会的自立に関心をお持ちいただき、ありがとうございます。
この養成講座は、主に以下のような目的に企画しています。

  • パノラマが目指している居場所カフェの理解を深めていただくため
  • ご自身にとっても、高校生たちにとっても、安心して居場所カフェを楽しんでいただくため
  • ボランティアを通じて地域の方々のゆるやかなネットワークができたらいいな、というため

このような目的で、年間6回程度開催を予定しています。
パノラマの運営する居場所カフェにボランティアとして参加するには、原則として本養成講座を1回受講していただきます。
受講後は何度でもボランティアの参加が可能となりますので、私たちと一緒に、カフェを盛り上げてください。

お断り

高校生との信頼関係と安心の確保が私たちの一番大切にしたいことです。
これらの点において、私たちが居場所カフェへのボランティア参加に向かないと判断させていただいた場合、参加をお断りすることがあります。
ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

ボランティア養成講座スケジュール

2018年度も6回程度開催予定です!

  • 1回 5月18日(金)10:00-12:00(※定員に達したため、申し込み締切) 

  大和市生涯学習センター605小会議室  

 (http://www.yamato-bunka.jp/access/)

  • 第2回 6月20日(水)10:00ー12:00(終了しました)

大和市渋谷学習センター 308会議室

  • 第3回 9月11日(火)15:00-17:00(終了しました)

かながわ県民センター 1503会議室

  • 第4回 10月27日(土)9:30―11:30 受付中!

かながわ県民センター 302会議室(定員23名)

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.html

  • 第5回 11月9日(金)10:00―12:00 受付中!

大和市生涯学習センター 607小会議室(定員12名)

http://yamato-bunka.jp/access/)

参加お申込みについて

お問い合わせフォームより「その他」を選択し、「お問い合わせ内容」欄に参加希望日を明記の上、送信してください。

お問い合わせフォーム 本事業は、かながわボランタリー推進基金21を活用し実施されています

校内居場所カフェ等予防支援に於ける
成果指標の作成と在り方検討委員会

「成果指標委員会」は、取組みから成果が確認されるまでに長いタイムラグのある予防的な取組み(校内居場所カフェなど)を、どのように評価するべきかを検討・実践するパノラマ主催の委員会です。

予防支援の評価とはどのようにあるべきか。或いは誰に何を評価されることで、今後どのように発展していくべきか。まだまだ始まったばかりの未知の可能性を多く秘めた校内居場所カフェについて、現場の支援者や有識者とともに、語り合っています。

校内居場所カフェを安定的に運営するためには、当然のことながら安定した資金調達が必要です。現状では、資金提供者が求める成果は、単年度での成果です。しかし、予防支援は成果が出るまでに数年から数十年かかることもあります。

このタイムラグがあることを前提に、以下について議論をしています。

  • 資金提供者の求める社会的な成果(ソーシャル・インパクト)の在り方
  • 実施者であるNPO法人等が予防支援を行う意味や狙い
  • サービスを受ける受益者である生徒たちの利益
  • その周辺のステークホルダーたちの理解や満足の得られ方

これらをどのようにして最適化を図ることができるのか? この難題に真っ向から取り組んでいきたいと思います。議論の様子は、以下のPDFや報告冊子でご覧いただけますので、是非、お読みください。そして、シンポジウムに参加するなど、皆さまのご意見もお待ちしております。

平成27年度 委員会メンバー

  • 中田正敏(元田奈高校校長、明星大学特任准教授)
  • 高橋寛人(横浜市立大学 国際総合科学部 教授)
  • 田中俊英(一般社団法人ドーナツ・トーク 代表)
  • 松田ユリ子(神奈川県立田奈高等学校図書館司書 パノラマ理事)
  • 鈴木晶子(一般社団法人インクルージョンネットかながわ理事)
  • 一之瀬望(川崎市福祉課職員)
  • 石井正宏(NPO法人パノラマ 代表理事)

【報告冊子ダウンロード】

平成28年度の、
予防支援に於ける成果の在り方及び成果指標作成委員会の報告冊子PDF版
「楽しいコトを意味あるコトに、意味あるコトを価値あるコトに」を、
以下からダウンロード出来ます。

ダウンロード

平成28年度 委員会メンバー

  • 中田正敏(元田奈高校校長、明星大学特任准教授)
  • 高橋寛人(横浜市立大学 国際総合科学部 教授)
  • 田中俊英(一般社団法人ドーナツ・トーク 代表)
  • 浜崎美保(元田奈高校副校長、平成帝京大学教授)
  • 松田ユリ子(神奈川県立田奈高等学校図書館司書 パノラマ理事)
  • 鈴木晶子(一般社団法人インクルージョンネットかながわ理事)
  • 一之瀬望(川崎市福祉課職員)
  • 石井正宏(NPO法人パノラマ 代表理事)

NPM PANORAMA LOGO

  • http://gooddo.jp/gd/group/panorama
  • gooddo image

パノラマは無料クリック寄付サイト gooddo に参加しています。
「応援する」をクリックすると支援金が届き、若者の自立支援に活用することが出来ます。ぜひクリックをお願いいたします。

そして、パノラマが伝えたいこと。

 若者が社会的弱者となり、若いというだけでリスキーな時代であると指摘され久しく経ちました。若年者問題を挙げてみると、非正規雇用やワーキングプア、ニート・ひきこもり、若者の自殺や子どもの貧困、高校大学の中退及び進路未決定や奨学金問題など、数え上げたらきりがないほどです。

 この間、国は地域若者サポートステーションやジョブカフェ、新卒応援ハローワーク等の就労支援インフラを広げ、多くの若者の支援を行なっています。しかし、景気の低迷が恒常化する昨今、若者の問題に新たに「貧困」が加わり、若者の生きづらさはさらに複雑化し、支援機関等で何か一つの課題が解決しても、すぐに職に就き自立できるというわけにはいかなくなってきています。

 就労支援機関を利用する若者の平均年齢は20代後半から30代前半です。彼らの多くは長期の社会的ブランクを抱え、家族間の不和や自信の喪失、コミュニケーション・スキルの低下、抑うつ的な症状など、様々な生き辛さを抱えてしまっている方が多く、「複合的困難を抱えた若者」と呼ばれています。

 彼らへの支援には膨大な労力と時間、即ち非常に高いコストがかかり、国にも国民にも、そして何よりも若者本人に大きな負担がかかります。

 このコスト負担を抑えるために、支援を受けることで納税者に転換(回収)可能な、費用対効果の高い、困難度の軽い若者に支援を集中せざるを得ないというのが、現在の我が国の大きな流れとなっているように思います。この流れは、「複合的困難を抱えた若者」たちが支援を受けられない、あるいは就労色の強い支援に対する本人たちの抵抗感が支援機関から足を遠退けることになってしまい、結果的に制度の枠の外に出てしまっている現状があります。

 国が行なっているこれらの支援は、困難な状況に陥ってしまった人を対象とした「対処型支援」です。これは“雨漏りのする家”で例えると、雨を受け止めるバケツをどう増やし、その水をどう処理するかという支援です。このやり方ではすぐに限界が来るのが目に見えていますし、現に限界が来ているのが今だと思います。大事なことは雨漏りの穴を塞ぐことなのです。

 大人や社会に対する期待感を持った10代という年齢は、劇的な変化や成長が望めます。行政目線に立って言い換えるならば、対処型支援と比べ、予防型支援は低コストで大きなインパクトが得られ、将来に課題を先送りしない費用対効果の高い支援であるといえます。

 そこで、私たちパノラマは、若者と社会(雇用)の最初の接点となる高校生への就労支援に注力し、現在、毎年5万人以上いる進路未決定者の減少及び、同じく5万人以上いる中退者(特に学校に行きたいのに行けない生徒)の減少を、後述する校内での交流相談や、有給職業体験バイターンなどの「予防型支援」に取り組み、そのノウハウや経験値を、全国のNPO法人との共有財産とするネットワークを作り、横展開をすることをミッションにしたいと考えています。

 以下に、私たちがこのミッションを達成するのために取組む具体的な3つの手法や取り組みについてご説明致します。
 一つ目は、高校内での生徒との交流相談です。交流相談の特徴は、昼休みや放課後に、相談室という個室ではなく、学校図書館等、生徒の誰もが出入りできる場で、生徒とともにくつろいだ雰囲気の中で日常的な会話を通じて支援を行うものです。

 これは、生徒自身も気付いていない潜在的な課題(いわゆる漠然とした不安)を持つ生徒たちと自然な形で出会い、対話の中から課題を具体化・顕在化し、解決するとともに、校内外の支援の場に繋げることを目的としています。
 また、この交流相談事業に教員志望の大学生ボランティアを広く受入れることで、未来の教員の育成に貢献しつつ、学校とNPO法人の連携事業の発展に寄与することも目指します。

 二つ目に、私たちパノラマは、進学したくても世帯の経済状況により就職を選択せざる得ない生徒に対する就労支援に取り組みます。このような非積極的就職希望者は、就職を希望しつつも就労経験が一度もなく、面接等に強い不安を持つ生徒が多いのが特徴です。

 具体的な支援の仕組みとして、有給職業体験バイターンというものを提供します。これは、3日間の無給の職場体験(インターンシップ)を面接機会として捉え、このインターンシップ期間の働きぶりを採用の合否判断としてもらい、雇用契約を結び、最低賃金を保障したアルバイトへ移行し、アルバイト移行後も、学校とパノラマが生徒の自立のための支援を企業と連携して取り組み、更には適性の高い生徒は、そのまま就職をさせていただく仕組みです。

 この有給職業体験バイターンは、別法人(株式会社シェアするココロ)での実践がすでにあり、学校単独ではなし得ない、生活保護世帯の生徒の世帯分離の成功をはじめ、大きな成果を上げています。また、マスコミや同業のNPO法人、行政機関からも注目していただき、石井正宏(当法人理事長)は、全国で講演活動を行ない、顔の見えるネットワークを広く持つことができました。また、これまでの経験をネットワーク団体と共有することで、他の地域での導入に貢献していきたいと思います。

 そして三つ目は、これらの取り組みを、全国のNPO法人等が、バイターン及び交流相談の仕組みを地域に即した形で運営し、そこで得た経験値や成功事例、資金調達の知識や情報を共有財産とすることで、一人でも多くの若者たちの自立に貢献することを目的とした、社会的課題解決のためのミッションに紐付けられた共同体(以下ミッション共同体)を組織していきたいと思います。

 私たちパノラマはこの共同体の本部となり、参画団体であるNPO法人から会費をいただき、運営ノウハウの提供や、各種学校・行政向けの営業ツール等の提供、データベースの管理及び各法人間の知識共有やカンファレンスの機会を作り、ミッション共同体全体の支援力の底上げと、政策提言を行ない、最終的には有給職業体験バイターンや交流相談が制度化され、公立高校に当たり前にあるサービスとなることをミッションとして活動したいと思います。

 法人設立後は、バイターン及び交流相談事業の効果性、有効性、必要性をさらにアピールし、ミッション共同体への参画団体を増やせるよう広報し、行政とのパートナーシップ構築のための積極的な政策提言活動を行いつつ、市民の方々をパートナーとしたクラウドファンディングの活用等で広く資金調達を行い、活動で得たスキルやノウハウ等の知見を出版活動・講演活動、NPO法人等の人材育成事業を行いたいと思います。

 最後に、当法人名の「パノラマ」に込めた思いについて説明致します。「パノラマ」とは、既存のフレーム(枠組み)では収まり切れずに社会的弱者となるリスクの高い若者たちと、枠の外に追いやられ、枠の中に入ることができなくなってしまった若者たちが、みんなフレーム・インできるパノラマ写真のような社会を築き、誰もが活きいきと暮らせる社会になってほしいという願いを込めて名付けました。

 私たちの活動に共感していただける方は、是非、私たちとともに、若者たちの未来について考え、行動していきましょう。